”違法”残業に注意
◆MBニュース
従業員に違法残業 パナソニックと社員らを書類送検
富山県砺波市にあるパナソニックの工場で従業員3人に対して違法な時間外労働をさせたとして、砺波労働基準監督署は15日、パナソニックと社員2人を書類送検しました。
富山地方検察庁高岡支部に書類送検されたのは、パナソニックと労務管理を担当していた男性社員2人です。砺波労働基準監督署によりますと、おととし12月から去年6月までに、砺波市の工場で3人の従業員に対し、労使協定で定めた上限時間1カ月80時間を超える違法な時間外労働をさせていたということです。3人のうち1人は、最大で1カ月138時間の時間外労働をしていました。また、去年6月に40代の男性社員が亡くなり、砺波労働基準監督署は先月、長時間労働による過労が原因だとして労災認定していました。パナソニックは「このような事態を二度と繰り返さないよう、全社を挙げて再発防止に取り組んで参ります」とコメントしています。
テレビ朝日系(ANN) 3/16(木) 7:03配信
コンプライアンスがしっかりしてそうな名前が知られている大手事業所(労務管理担当社員がいる)でも労使協定(通称36協定)違反を行ってしまうくらいですから、いわんや ○○事業所 をや。
なお、36協定を結ばないで残業をさせている事業所などは最初からOUT!(違法)
さらに、まさか、従業員(アルバイトなども含む)を雇っていて、労働保険の適用(加入申請)を行っていないなどの場合などは最悪の事態が事業所に訪れる可能性が高いです。
ちなみに、わたしがサラリーマン(プログラマー)をしていた30年前くらいは、月200時間くらいの残業がざらでしたので今考えると恐ろしいような・・・(ただ現在もそのような環境の業種なのかもしれませんが)
中小事業所で”事業主の方がお一人で労務管理全般を行っている”場合などはさらに危険ですので(労働時間管理ほか労務管理全般を)外部専門家のサポートもリスク回避には有効です。
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