明日(5/31)は世界禁煙デー 煙で殺されないために・・・
◆MBニュース
受動喫煙が原因の死者数、年間1万5,000人 厚労省調査
受動喫煙の影響で死亡する人が、年間1万5,000人と推計されることがわかった。
厚生労働省の研究班の調査によると、非喫煙者で、家族や職場の同僚が喫煙している場 合、受動喫煙が原因で死亡する人は、年間1万5,000人と推計されるという。
前回、2010年の調査では、6800人と推定されていたが、今回の調査で、倍増したことになる。
これまで、受動喫煙は、肺がんや心筋梗塞などに因果関係があるとされていたが、前回調査以降、脳卒中やSIDS(乳幼児突然死症候群)にも因果関係があるとされたため、大幅に増えたという。
厚労省は、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向け、受動喫煙対策を強化する方針。
フジテレビ系(FNN) 5月30日(月)15時35分配信
5月31日は「世界禁煙デー」です。
毎年5月31日~6月6日が禁煙週間となっており、今年度のテーマは「2020年、受動喫煙のない社会を目指して ~たばこの煙から子ども達を守ろう~」です。
1 職場における受動喫煙防止基本対策
・ 快適職場形成という観点ではなく、労働者の健康障害防止という観点から取り組むことが必要。
2 受動喫煙防止措置に係る責務のあり方
・ 労働者の健康障害防止という観点から事業者は対策に取り組むことが必要。
3 具体的措置
・ 一般の事務所や工場においては、全面禁煙又は喫煙室の設置による空間分煙とすることが必要。
・ 顧客の喫煙により全面禁煙や空間分煙が困難な場合(飲食店等)であっても、換気等による有害物質濃度の低減、保護具の着用等の措置により、可能な限り労働者の受動喫煙の機会を低減させることが必要。
合わせて喫煙時間を労働時間に含めている場合はその間は休憩時間(無給)とするなどして喫煙による生産性の低下を防ぐ対策などの検討も必要。
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