これもチャイナリスク(福岡市の観光戦略)
◆MBニュース
福岡・高島市長、中国人研修受け入れを断念 拡大を憂慮「状況にない」
福岡市が中国から公務員800人を毎年研修に受け入れる覚書を結んだ問題で、高島宗一郎市長は18日、沖縄・尖閣諸島をめぐる中国での反日デモ激化を受け、平成25年度の研修受け入れを見送る方針を固めた。複数の市関係者が明らかにした。研修受け入れには市民から批判が続出しており、今後の市政運営への影響も考慮したとみられる。
関係者によると、高島氏は18日午前、受け入れを主体する市の外郭団体「福岡アジア都市研究所(URC)」や市幹部と研修受け入れ問題を協議。高島氏は、反日デモが拡大していることに強い懸念を示した上で「研修を受け入れる状況にない。友好のためにやっているので今回は見合わせる」と述べ、25年度の受け入れを断念する考えを明らかにしたという。
ただ、覚書は破棄せず、26年度以降の受け入れについては、今後の状況を見守りつつ柔軟に判断する考えだという。
高島氏は7月3日の記者会見で中国政府の国家外国専家局との間で公務員受け入れに関する覚書を交わす計画を発表。「地球はひとつ。中国人公務員に福岡市の都市作りの技術を学んでもらう」と述べ、来年4月を目途に年間800人を受け入れる考えを示した。
これを受け、市民からは「技術や情報が流出する恐れはないのか」「無駄な税金投入にならないか」などと批判が続出。9月議会でも水城四郎市議が「同様の覚書を交わしたソウル市では全く事業が進んでいない」などと指摘し、計画の再考を求めた。福岡市側は、中国政府が過去に覚書を交わしたドイツ・ケルン市、韓国・ソウル市での研修内容などを中国政府に問い合わせたが、回答はまだないという。
産経新聞 9月19日(水)0時49分配信
この計画が発表(受け入れ決定)されたのを聞いたとき、中国からの福岡市への観光(買い物)客誘致の促進が裏にあるのだろうと思っていましたが、この状況では中国人(韓国人も)を乗せた大型クルーズ船の入港もなくなりそうですので受け入れの必要性がなくなったようです。
高島市長には中国・韓国をあてにしない観光戦略の再構築をお願いします。
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