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2010年10月15日 (金)

安物買いの銭失いの例?

◆MBニュース

提訴:中国人元技能実習生5人、未払い賃金求め 時間外争点1503万円 /茨城

 ◇地裁下妻支部
 外国人研修制度で来日し、八千代町の食肉処理加工販売会社「高井産業」(青木代表取締役)で働いていた中国人元技能実習生の男性5人が12日、同社に時間外労働の未払い賃金計1503万円の支払いを求めて水戸地裁下妻支部に提訴した。県外の養鶏場までトラックで移動した往復十数時間を出張手当だけですませる会社に対し、時間外労働として認定するよう主張したもので、原告側代理人は「日本人がやらない仕事を外国人実習生にやらせている」と指摘している。
 外国人技能実習生を当事者とする訴訟が現在、全国で約30件行われているが、時間外労働の解釈を巡って争うのは珍しい。
 訴えたのは、中国山東省出身の燕洪翔さん(24)ら5人で、「食肉解体」の技術を学ぶ目的で07年3月に来日した。業務は、県外の取引先の養鶏場で鶏を捕獲し運搬することで、ほぼ毎日養鶏場との往復に費やされた。青森への出張の場合、往復で約16時間かかるが、運転手ではないため、最大4000円の出張手当が付くだけだった。訴状などによると、燕さんらは「移動中も指揮命令に服している」と鶏の健康管理などの業務にあたっていたと主張している。
 原告側弁護人によると、燕さんらは今年1月下旬ごろ、下館労働基準監督署に相談。しかし、労基法上の一般的解釈として「移動時間は労働時間ではない」と言われたため、同年2月、「外国人研修生問題弁護士連絡会」に連絡していた。
 同社とのトラブルが表面化する中、燕さんらは契約を1カ月残し、2月に帰国した。燕さんは電話取材に「部屋で寝る時間がなくて、毎日疲れて気持ち悪かった」と話す。
 訴えに対し同社は「訴状を見ていないのでコメントできない」と話している。
 茨城労働局によると、移動時間の労働認定は「移動中、どの程度の業務を負わされているか」によって判断されるという。
 原告側代理人の指宿昭一弁護士は「実習生は工場で働く約束で来日しており、長時間の移動は想定外。安い出張手当の適用はおかしい」と指摘している。

毎日新聞10月13日(水)11時53分配信
 制度がゆがんで利用されている場合が多々あるようですので、外国人研修生を受け入れている企業は今後とも格好のターゲットとなりそうです。
 早く根本的に制度自体を(廃止を含め)見直した方がよいようです。
◎啓発チラシ
福岡県の最低賃金692円 (10月22日から)
692_2 最低賃金額以上の賃金が支払われていますか?お確かめください。
最低賃金より低い賃金を労働者、使用者双方合意で定めた場合も法律によって無効とされ、最低賃金額と同様の定めをしたものとみなされます。
使用者も労働者も、必ずチェック最低賃金!

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