四季福岡撤退残念
◆MBニュース
劇団四季・福岡撤退 赤字拡大 専用劇場を断念
劇団四季は23日、福岡市で会見を開き、福岡シティ劇場(同市博多区)を専用劇場とすることを断念すると発表した。福岡公演は続ける意向だが、地方公演の一つとなり、上演日数は年数カ月程度に減る見通し。同劇場オープンの1996年以来、年間を通じて公演を続けたが、専用劇場を手放すことで福岡から事実上撤退することになる。
■予定の2公演中止
6、7月に予定していた「春のめざめ」、8月の子ども招待公演「ファミリーミュージカル」も中止する。29日から5月8日まである「エビータ」が、今年最後の公演となる。
四季は今年2月、9月以降の公演計画を「白紙」とした上で、再開については4月から行う4公演の入場率で判断するとしていた。劇場の専用使用契約の継続も検討していた。しかし第1弾の公演「クレイジー・フォー・ユー」(1-18日)の入場率が、当初予想の70%を下回る57・8%で終了。「エビータ」の前売り状況も思わしくなく、「赤字額が当初予定していた許容範囲を超えた」(佐々木典夫・劇団四季副会長)として、今後は同劇場を所有する福岡地所と専用使用契約を結ばず、2公演も中止することにした。
今後の福岡公演については「公演ごとにシティ劇場と契約し、年間で3-4カ月程度行いたい」(同)としている。これに伴い福岡地所は、同劇場をミュージカルのほかコンサートや伝統芸能など、多彩な舞台芸術を上演できる劇場へ転換する。近くリニューアル工事を始める。再開時期は未定。
四季は今年1月、福岡公演の入場者数減に歯止めがかからず、この6年間で約3億6千万円の赤字が出たため、2月以降の公演休止を発表した。その直後、公演の続行を求めるファンからのメールが相次いだため、休止計画を見直していた。
西日本新聞4月24日0時26分配信
96年~の公演開始当初はチケットを入手するのが困難なくらい人気の公演もありましたが、この景気の低迷と新たな魅力的な作品が(来)無い現状では残念ながら常設撤退はいたしかたないようです。
(常設)最後の公演となる「エビータ」のチラシもそうなると”さようなら”と言っているような感じがしてなりません。
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