石炭が日本の産業を一時期牽引しました
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炭鉱記録画:寄贈呼びかけへ 田川市石炭・歴史博物館長、まずは自分の所蔵品 /福岡
田川市石炭・歴史博物館館長の安蘇さん(70)が、個人で所有する故・山本作兵衛氏の炭鉱記録画1点を同博物館に寄贈した。博物館は今月、同氏の炭鉱画など697点をユネスコの記憶遺産に登録申請したばかり。安蘇さんは「博物館の保存・管理体制を整備し、コレクションの充実と保存に力を注ぎたい」と話している。
寄贈したのは夫婦で採炭・運搬作業をする明治期の中小炭鉱の様子を描いた彩色画で、「74(昭和49)年」の記述がある。この年に「筑豊石炭礦業史」を出版した田川郷土研究会の会員に作兵衛氏が贈った約10点の一つ。安蘇さんも会員で、自宅で保管していた。
作兵衛氏が研究会結成者の故・永末十四雄氏から日本画用の岩絵具による彩色画を勧められて十数年たち、油ののっていた時期の作品という。「福岡県嘉穂郡笠松村(飯塚市)上三緒、山内(麻生)炭坑の下層。採炭にマイトを使わずツルハシだけ」など、作兵衛氏独特の説明文が添えられている。
作兵衛氏の作品は1000点以上あるとされ、同博物館所蔵分は県民俗文化財指定作品584点や今回の寄贈品など計588点。「民間所蔵品には日焼け、退色した作品もある。寄贈を呼びかけるためにも、まず自分からと考えた」と安蘇さん。
博物館は近く、ユネスコの基準をクリアできるよう厳しい保存・管理規則策定の検討に入るという。

筑豊の各地にある石炭・歴史博物館は多くの子供達も勉強に訪れているようです。
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