九電苅田(火力)発電所見学
息子(小3)の運動会の代休ということで、この機会にと仕事は休みにして平日しか見学できない社会科(工場)見学に連れて行きました。
苅田(かりた)工場は巨大な煙突(高さ約200m)がそびえ立っていますので遠くからでも目だっていました。
昨日が年に1度のオープンデーで催しも行われたとのことでたくさんのお客さんでにぎわったそうですが、本日の見学者は私たち親子だけのようでした。(先週予約しました)
最初に会議室でパンフレットを見ながら九州にある発電所の概要やこの工場の発電施設のしくみの概略等を口頭で説明して頂きました。
続いて映像ルームでエネルギーとしての電気の役割等をわかりやすくしたビデオを観賞、ロビーの見学者用のパネルや模型等で工場の歴史やボイラーの構造等の説明を受け、いざ(ヘルメットを着用して)実際の工場内の見学となりました。
見学した1号機(石炭原料)はあいにく今日は点検作業中とのことで(2号機・重油原料も)稼動していませんでしたので工場内は大変静かでした。最初に入ったタービン室は広々としておりフロアーに鎮座している(蒸気)タービン+発電機は思ったよりコンパクトでしたのでこんなので大量の電気を発生させていたとは驚きました。
制御室(各種計器やモニタ)を見学し反対側に抜けると燃焼の排ガスを利用した(ガス)タービン+発電機(こちらは大きなボックス)がありました。
その隣にこの工場(1号機)の心臓部、石炭(砕いて加水し液状にして燃焼)を原料とする世界最大級のボイラーは圧力容器で覆われていますので外観はただの細長い巨大なタンクです。
タンクが設置されているヤグラの上部(そうとう高い)へエレベーターで昇ると釜の先端が見えました。見晴らしが良いので工場施設が一望でき展望デッキのようになっていました。(煙突、貯炭場、変電所、太陽光発電施設他のご説明をして頂きました)
1時間ほどの見学でしたが初めてみる発電所施設は”もの”を作り出しているわけではないので小さな子どもには理解しにくいだろうなとは思いましたので(私は興味深かったですが)小学生を連れてゆくのはちょっと早すぎた感はありました。
ずっとついて(マンツーマン状態で)ご説明して頂きました本日担当の2人の九電職員さん誠にありがとうございました。
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